新しい時代のコミュニケーション技術
「心の奥深く響く、木製のスピーカーが奏でる森の音色」
‘木の国’から、木本来の音響特性を活かした、耳だけでは無く、心に響く優しい音色。
決して主張しすぎることなく、空間に溶け込む在り方。
あなたにとって、豊かな音とは何か。そんな根源的な問いを提起しつつ、スピーカーでありながら、オブジェのような、タペストリーのような存在として、やわらかな音色で暮らしに潤いを与えてくれます。
私達は、楽器のような「音響効果」が得られ「建築音空間」を創造する建材を、地域材(杉や桧)を用いて開発し、地域材活用の新たな「価値創造」として音響建材と命名いたしました。
古今、木材には聴感での音響効果にとって極めて好ましい特性があり、ピアノやバイオリンなどの楽器は、「高樹齢・針葉樹年輪の規則性と微妙な不均一性の柾目板木取り」で音響上の好ましい特性を利用して製作され、年輪の微妙な不揃いが「音色」となります。
「音響建材」は、杉や桧の間伐材を用いて「品質管理上の制御技術で「音響効果の安定した再現性を高め、木材のランダムさと集成材での均一さが程よくブレンドした振動特性で「自然さを感じる音質」や「空間の音の雰囲気」など、音響上好ましい特性を引き出します。
音が生成される原理は太陽の光と同じと考えました。波と粒子と言う二面性があり、焦点を合わせると強いエネルギーになります。振動の焦点を正確に求めた中心点(点音源)に音柱を固定すると共振して物理的に増幅します。増幅した振動は骨伝導で音葉に伝達され美しい曲面で音に生成されます。
このように すると音は360度の方向に広がり障害物を乗り越えて遠くまで届き、難聴者にも聴こえるような音になります。
点音源と骨伝導 電気信号 が力に変換される ①振動ユニット ②振動を増幅する音柱 ③音が生成される振動板・音葉の3つの部材から構成されています。振動の中心点を正確に求めると点音源が得られ、点音源に音柱を固定すると縦振動の増幅が得られます。増幅した音柱の先端部・振動の伝達点には、強い振動エネルギーが集中した点音源になります。伝達点に振動板・音葉を接触させると振動は広がり、曲面に成形され内部損失のバランスがとれた部分からは音が生成されて360度の方向に音が放射されます。
音のエネルギーを収束・増幅させて一点に集中し、強いエネルギーにしてから巨大な面振動を発生させる技術。(特許取得済、海外特許出願済)
音楽は、世界が「楽しく振動する時」を表す姿。
それは「点音源」から空間へと伝わって行きます。
独自理論の音響機器「樂音 RAKUON」は、点音源の振動を
あなたに伝える「楽器のようなデバイス」です。
風が、木々のささやきに姿をあらわすように、
樂音はさまざまな音場をあなたの“身体”に伝えます。