宣長の生涯は、彼自身によって詳細に記述されている。
それは同時に、彼が生涯のほとんどを過ごした松坂の町についても、価値ある記録となっている。
宣長の書いた文献から、どんな松坂像が浮かび上がるだろうか。
ぷらっと散歩に出るように、松阪あたりをご案内しようと思います。季節を追い、歴史をかじり、ときにはおいしいものに引き込まれ……
思いつくまま、気の向くまま、不足だらけでPlatな机上の逍遙です。
※明治22年(1889)まで、「松阪」は「松坂」と表記されていましたので、文章の対象とする時代によって使い分けています。